人文知で「豊かさ」
を取り戻す
人は言葉をつかって対話します。
しかし現代では言葉が、数値化や経済合理性を重視し過ぎた資本主義の文脈に閉じ込められ、とても貧しくなっています。
価値、働く、組織、合理性、楽しさ、会社、教育など…
人文知は「そもそもそれって…」と問い直します。
言葉の意味を限定するのではなく、「そもそも」を問い直すことで固定された現代的文脈から解きほぐしていきます。
言葉の豊かさを取り戻すことにより、力を得ることができる。
そんなお手伝いをしたいと思っています。
Funky Anthropology土着人類学による
エンパワメント
「土着人類学」を
勝手に提唱しています。
土着人類学は既存の学問ではありません。
これからを生きていく術を考え、トライアンドエラーで実践していく。
この行為を少しおおげさに土着人類学と呼んでいます。
土着人類学の実績
メディア創造
ポッドキャストサイト「オムライスラヂオ」運営(週に一回のペースで配信)
株式会社POPERにて、社内ラジオの立ち上げ。パーソナリティーに就任。
暮らし
奈良県東吉野村へ移住
講演
河合塾 天王寺校「生きる場をつくる!」
Funkasaiton
あなたの土着化、
支援します
商品経済社会という一つの原理に縛られ、創造性を失っていませんか?
土着セッションでは、土着人類学に基づいた実践で得た知見から、
「枠組みをつくりながら、その過程について考えつつ進む」方法を支援します。
社会の内と外を行き来する「二つの原理」を生きることで、土着の作法が身に着きます。
Session
土着セッションについて
対話や実践を通して、武器としての土着論を身につけます。
リアル、オンライン、ハイブリッド。場所を問わず多様な方法で受講できます。
特定の手法を当てはめるのではなく、対話を通して考えながら実践し、また考える。
そうしていくうちに、いつの間にかに生命力が高まっている。そんなセッションを目指しています。
二つの原理を行き来する
「下野と土着」
もともと、人間の社会は二つの原理によって成り立っていました。社会の内と外、此岸と彼岸、文明と自然、常識と非常識など。
どちらか一つだけに所属するのではなく、二つの原理を行ったり来たりすることで、「なんとなく」暫定的に解決する。これが地に足をつけることであり、ぼくは土着と呼んでいます。
土着への第一歩が下野です。下野のポイントは、社会的価値があったり評価されるものから距離を取り、いったんそれらに価値を置かない経験をすること。分かりやすく言うと、他者の「ニーズを気にしない」ことだと言えます。
生き物の部分
近代以降、資本の原理によって画一化が進んでいます。定職につくこと、周りと同じような家に住み、同じような生活を送ることが国策として推奨されてきました。
ただ、もう一つの原理である生き物の部分はずっとないがしろにされてきました。
生き物の部分がきちんと機能している人は、誰しもが「障害者」です。現代では生きづらさを抱えていることが、逆説的にその人のなかに生き物としての部分がきちんと息づいていることを示しています。しかし生き物が生きづらい社会は、最終的に何が残るのでしょうか。
生き物の復権で、
潜在能力を開花する
ぼくたちが目指すのは生き物の復権です。でもそれは社会に勝つことを意味するのではなく、ぼくたち自身が社会人と生き物を行ったり来たりしながら生きていけるよう、生き物の部分をエンパワメントするという意味です。
エンパワメントとは、そのものが本来持っている力を信じ、その開花を支援することを意味します。
Writing執筆活動
二つの原理を行ったり来たりする
奈良県東吉野村の自宅を開いて図書館をしているなかで考え、紡ぎ出した思想を綴っています。
資本主義、商品経済の原理が働く社会の「外側」にいったん出ることで、
本来は人類が持っていた「二つの原理」を取り戻します。
二つの原理を行ったり来たりしながら、
自分にとって「ちょうどいい」暮らしや生き方を志向していきます。
執筆活動の実績
著書
メディア寄稿
朝日新聞全国版「(にじいろの議)商品あふれる都市・山村の図書館 二つの原理、行き来する」(2022/6/8)
暮らしの手帖「わからないって、面白い」2021年8-9月号、7月、6-11頁。
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費用は内容によって異なりますので、お打ち合わせのうえ決定いたします。